誰のための説明か?

その他
11 /05 2022
誰のための説明なのか?

最近、患者さんのための説明がこちらの流れを重視した一方的な説明になってしまっていることに気づきました。

診察の際には湿潤治療の基本的な説明は先生が、処置の説明は看護師である私が行っていますが、限られた時間のなかで説明をするので、ある程度はルーティン化してしまいます。しかし、こちらの意識を変えるだけで、もっと患者さんに沿った説明ができるのではないかと思ったのです。

例えば、湿潤治療を知らない患者さんや御高齢の患者さんには理解しやすいようにポイントを押さえた説明にしたり、逆に治療を理解していて詳しい方には、聞きたい内容をより掘り下げて話をするなど工夫できることは様々あります。

そのために患者さんの話や反応を大事にしながら、相手が知りたい情報を分かりやすい言葉で返すという基本的なことを毎日の課題としています。

説明というのは相手が主体です。患者さんが安心して治療が受けられるよう、これからも試行錯誤しながら、患者さんとのやり取りを大切にしていきたいと思います。

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Re: 説明は相手が主体

もんち様

はい。わたくしは上條です。
お読みいただき有難うございました。
コメントとても嬉しかったです。

湿潤治療ナース

湿潤治療の工夫や日常の感じたことを紹介させていただきます。
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