患者さんのひと工夫               (プラスモイスト®のカッティング)

プラスモイスト
11 /20 2022
11か月 乳児(ストーブによるⅢ度のヤケド)

【現病歴】
旅行中にストーブに両手を付けてヤケドを負った。近医ではアズノール軟膏で治療。翌日、住まいの近くの病院を受診して、石鹸洗浄・プロスタンディン軟膏・フィブラストスプレーが処方されたが、両親が心配になりネットで調べて当クリニックを受診された。

【医師の説明】
ストーブは温度が高いので一部深くなっている可能性があります。治るまで時間はかかりますが、しばらくプラスモイスト®+ワセリンで様子を見ていきましょう。

プラスモイストあかみ切り込み
プラスモイスト®はミトン型にして覆っていたが、手を動かすことによってプラスモイスト®の端が皮膚に当たって擦れてしまい、その部分が線状に赤くなってしまった(丸い円の部分)。
pura切り込み
そのため、写真の黒い点線の部分をカットして使用していた。それによって赤みも消失し、動かしやすくなったとのこと。

※以前の湿潤治療ナースのブログも参考にしてください。

湿潤治療ナース

湿潤治療の工夫や日常の感じたことを紹介させていただきます。
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