患者さんのひと工夫 (プラスモイスト®のカッティング)
プラスモイスト11か月 乳児(ストーブによるⅢ度のヤケド)
【現病歴】
旅行中にストーブに両手を付けてヤケドを負った。近医ではアズノール軟膏で治療。翌日、住まいの近くの病院を受診して、石鹸洗浄・プロスタンディン軟膏・フィブラストスプレーが処方されたが、両親が心配になりネットで調べて当クリニックを受診された。
【医師の説明】
ストーブは温度が高いので一部深くなっている可能性があります。治るまで時間はかかりますが、しばらくプラスモイスト®+ワセリンで様子を見ていきましょう。
プラスモイスト®はミトン型にして覆っていたが、手を動かすことによってプラスモイスト®の端が皮膚に当たって擦れてしまい、その部分が線状に赤くなってしまった(丸い円の部分)。
そのため、写真の黒い点線の部分をカットして使用していた。それによって赤みも消失し、動かしやすくなったとのこと。
※以前の湿潤治療ナースのブログも参考にしてください。